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18歳以上ですか?
。にしおりをはさみました!
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ふわふわとした夢の中で何かが弾けた
暖かい布団の中で目が覚めた
時間を確認するとまだ朝ではない
けれど、一度覚醒してしまったため二度寝するのは無理かな、と感じ少しのどが渇いていたため一階にあるリビングに降りるためにベッドから降りた
冬が近づいてきたせいか少し肌寒い
傍に放り投げてあったパーカーをパジャマの上に羽織る
ひたひた、と自分が階段を降りる音が聞こえる
靴下を履けばよかった足が冷たいな
リビングへと続くドアを開けようとしたところでふと、違和感を覚えた
この鼻につくような異臭は何…?
変な部分で神経質なあの人のことだからこんな匂いがするようなものを置いておくことは考えにくい
そっ、とドアの隙間からリビングを覗いてみる
それは間違いだった
まだ自分の部屋にいて
寝ていればよかったのに
ドアを覗いた先にあったのは
血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血、血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血…
リビングの中央に横たわっているのはあの人なのだろうか
かろうじて外から漏れる光で判別するのは難しいがこの家にいるのは俺とあの人。それと、少し離れた場所に横たわっているもう1人はあの人がよく連れてくる男の人だろう
その時自分以外に動くものがないはずのその空間の中で、何かが動いた
それに驚いた俺は慌てて自分の部屋に戻ろうとした
けれど俺には少しサイズの大きいパジャマのズボンの裾につまづいてしまった
ドタッ
それは静寂の中ではあまりにも大きな音で、動いた何かに気づかれるのは当然だった
しかもつまづいた先はリビングに続くドア
咄嗟に何かにつかまろうとした俺はドアノブに手を伸ばし、ドアを開けてしまった
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