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18歳以上ですか?
3にしおりをはさみました!
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「んで、保健室に何の用ですか」
椅子に向かい合わせになって座る。
「いや…授業さぼりに…」
なんでこんなこと素直に言ってるんだ。
「へーそっか。寝に来たのか。うーん」
書いていた書類から目を離して、ちらっと僕のほうを見る。
「な、なんですか」
「うん、合格かな」
「何にですか」
そう言った途端、椅子から立ち上がり顔を近づけてきたから、僕は思わず後ずさった。
「サボったことは内緒にしたげるよ。でも、その代わりとさっきのお詫び分として、しばらく俺の相手してよ。溜まってんの俺」
少し悪そうな感じでにっこりと、にやっと笑ってくるが、目は全く笑っていない。すごい怖い。
「な、なんの、相手かさっぱり…」
「なにそれ。知らないわけないでしょ」
そう言うと先生は僕の腕を引っ張って引き寄せてキスをしてきた。
ちゅ、と軽いリップ音に僕は固まって動けなくなった。
「まあそういうことだからさ、毎週放課後、うーんと…金曜かな。ここでお待ちしてますよ」
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