アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
違和感『雨音』にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
違和感『雨音』
-
転校してきてからもうすぐ1週間くらいになる頃。
僕には小さな違和感があった。
相変わらず皆優しくて、楽しいクラス。
「亜希ちゃん?」
「ん?!な、なんでもないよ!大丈夫!」
「そお?何かあったら僕に言ってね!絶対!!」
「う、うん!ありがとう雨音くん。」
隣の席の雨音くんもとっても優しい。
だけど…最近すごく見られている、
というか見つめられているというか…
自意識過剰かもしれないけれど、
僕…なんかしたのかな…?
僕を見つめる雨音くんはなんだか大人びた顔をしていて、なんだか違う人みたいで…
ちらっ とみてみればバチっと目が合ってしまった。
ふわっと微笑む雨音くんになんとか笑い返す。
雨音くんのことは好きだ。
友達として優しくて可愛いくて大好きだ。
でもお願い…
っ恥ずかしいから見つめないで下さい…
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
8 / 21