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3人人狼編(13)にしおりをはさみました!
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3人人狼編(13)
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3日目・夜つづき
side:シン
この瓶のことなんて、すっかり忘れていた。まさかこんなことになるなんてな…。
「おい。何ぼけっとしてるんだ。説明しろ」
ショウヤが叫んでいる。
「ええっと…なんて言ったらいいのか…」
「簡潔に言え」
「ヤ、ヤスにもらったお守りが誤作動した」
「で、どうやったら止められるの?」
「セックスしたくなかったらショウヤに投げつけろって言ってたから…セックスしたら止まるんじゃないかな…」
「へえ…」
ショウヤから責めるような視線を感じる。
そしてそうしている間にも、生物は触手をくねくねさせながらこっちに近づいてきている。
「お前どうするの、これ」
「ど、どうするって…」
「予定通り、俺に押しつけて逃げるか?」
「それは…」
「2択だな。俺に押しつけて逃げるか、自分がアレとセックスして、さらにその後俺ともセックスするかだ。どっちみち俺は誰かに襲われなきゃいけないからな」
「後者ハードだな…」
そう俺がつぶやいたとき、生物の様子が急に変わった。今までうようよと近づいてきていただけだったのに、突然体を広げ大きな壁のようなものを作りだしたのだ。
「え、なに、予想外の動き」
どうするか決めかねて動けずにいる俺と、じっと座っているショウヤに対し、生物は大きな壁をぷるんと曲げて、覆いかぶさってきた。
そして、俺たち2人を完全に包みこんでしまった。
ショウヤの姿は見えない。生物の体に360度完全にくるまれてしまったからだ。俺は右…手?の方にくるまれているから、ショウヤはおそらく左手のほうにいるんじゃないだろうか。
生物の体はじんわりとあったかい。密閉されているのに不思議と呼吸は苦しくならない。この状態でどうやって犯すんだろう?
そんなことを考えながらじっとしていたら、やがて生物の体から透明な液体が出てきた。そして恐ろしいことに、その液体は俺の服を溶かし始めた。
手は溶けていないから、人体は溶けないんだろう。それはいいけど、服がなくなったら俺はどうやって部屋に戻ればいいんだ。素っ裸か?素っ裸でうろうろしないといけないのか?
…だが、それどころじゃなかった。液体が触れた部分が、むずむずしはじめたのだ。
服は全て溶けてしまい、そのせいで全身がむずむずしている。上手く身動きがとれないせいで、解消することもできない。特にペニスのむずむずがひどい。オナニーがしたい。オナニーがしたくてたまらない…。
そして生物は、次の動きを見せた。今までつるつるだった表皮から、無数の突起物が現れだしたのだ。
突起物はぐんぐんと伸びていき、俺の体をまさぐり始めた。
液体のせいでむずむずしていたところをぐりぐりといじられ、なんというか…とても気持ちいい。
「ふっ…あ、あんっ…はあ…」
誰にも見られていないということもあり、自然と大きな喘ぎ声が出てしまう。
「あっあっ、き、きもちいい…あんっ」
調子に乗ったのか、突起物は俺のペニスをくるんを巻きこみ、手コキのようなことをしだした。
「あっ、あっ、あっ、も、もうだめ…」
そう言った途端、別の突起物がおれのアナルにも伸びてきた。足をつかまれて無理矢理開かされ、むずむずの液体を注入された後で、突起物はアナルに一気に進入してきた。
そして次の瞬間、俺を包んでいる壁全体が上下に動き始めた。
ペニスが、アナルが、乳首が、体全体が同時に擦られて、よくわかんないくらい気持ちいい。
頭が上手く回らず、ただ快感に身を任せていたところ、不意に右手をつかまれた。
ぼーっと右を向くと、手をつかんでいたのはショウヤだった。
「ショ、ウヤ…」
同じように刺激されているはずなのに、ここまで移動できたのはすごいと思う。
ただ、ペニスはしっかり勃っているし、頬は赤くなっていて、正気を失いそうなのを必死に我慢しているような表情だ。
「お、おい、大丈夫…か…?」
「ふふふ。ショウヤ…」
ショウヤの方に倒れかかると、両手で受け止めてくれた。
「お前…エロすぎだろ…」
「ねえ、ショウヤも入れて?俺の中」
「は…」
体を密着させると、ショウヤの鼓動がどくどくと打っているのを感じる。
「入れたいでしょ?はやく」
アナルにはすでに一本生き物の突起物が入っているが、ショウヤのを入れるスペースはわずかに残されている。ここに二本も入れたら、どれだけ気持ちいいだろう。
「おねがい」
抱きついたまま上を見ると、ショウヤの苦しそうな顔が目に入った。
「お前、一応彼氏いるくせに、こんな積極的に…」
「うん。だめ?」
「この…ビッチが」
「うん」
今の状態だと、何を言われても興奮してしまうらしい。軽蔑されているのに、俺のペニスはずんずん大きくなってしまう。
「腫らしてんじゃねえぞ。男を誘うような、気持ち悪い体しやがって…」
ショウヤは俺の頭をやけに強い力でつかんだ。
ショウヤをポカンと見上げると、口の悪さとは対照的に、なんだか楽しそうな顔をしている。
「喜んでるってことか。彼氏以外の人に犯されて。淫乱クソ野郎だな」
「うっ……もう、我慢できないよぉ」
俺は全身をショウヤに擦りつけた。
「黙れよ。餌を目の前にした豚みたいだな」
ショウヤは俺を鼻で笑ってキンタマを蹴り上げてきた。
「いっ、いっああああぁぁっ」
涙目で絶叫する俺を、ショウヤは嬉しそうに眺めている。
「ああ…気持ちいい。やっぱりお前は最高だな。そんなにお望みなら入れてやるよ」
そう言うと突然、後ろからペニスを突っこんできた。
「うあっ…あっ、あっ」
さっきの金的のせいで、ペニスはガンガンと痛いけど、生物とショウヤの両方にアナルを犯されて、気持ちよさもしっかり感じている。痛いのと気持ちいいのが混ざりあって、なぜかより一層気持ちよさが増しているような感覚もする。
「あっ、あんっ、き、気持ちいいっ、もうだめ」
「あ?もう出るのか?早すぎだろ気色悪いな」
「でちゃうっでちゃうよお」
びゅっびゅびゅびゅっ
「ふああ…」
「おい見たか?この生物、お前の精液を吸収してたぞ。しかも吸収したところは縮んでいった」
「うん…?」
「わかってないんだな、馬鹿。お前がどんどん精液を出せば、この生物は消えるってことだよ」
「えっ…も、もうむり」
「ふふっ…聞こえないな」
「ちょ、ちょっとまた…?」
入れては出し
出しては入れ
そんな感じで夜は更けていき、いつのまにか俺は気を失っていた。
(生き物の形態が伝わるのか不安だったので、関連イラストのところに図を投稿しました…)
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