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愛の巣?にしおりをはさみました!
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愛の巣?
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「一軒家なんだね」
「でかいな」
「ね」
一軒家にしても大きい方だろうな。
「あ!祐樹!」
庭からアホ毛を生やした亮太の顔が出てくる。
「久しぶり!」
「うん!久しぶりだね!」
感動?の再会。
「おい、離れろ亮太」
「いいじゃんか、ハグぐらいさあ」
「駄目だ」
「はいはい、じゃ!中入って!」
家にはいる時に、愛の巣、とか言ってたけど、口は出さないでおこう…
「来るの早かったね、玲ちゃん?」
「ちゃん付けはやめろ」
「いつぶり?卒業以来かな?」
「多分な」
えー、このカップルは、高校の時のお友達ホモです…。部活で知り合って。
まあ、関係は後ほど……
んで、俺と亮太は夕飯一緒に作ってます。
「なあなあ」
「何?亮太」
「お前らってまだセフレ?」
「まさか」
「…ほほう。なのに、一軒家じゃないと」
「うん、アパートに…」
「うちに来ないかい?」
「何それ…高校の時もそれあったよね」
「お前の両親が出かけた時のことだろ?」
「うん」
「まあ、そんな一時的じゃなくてさー、シェアしよーぜ」
「嫌だよ」
喘ぎ声とか聞かれたくないし。
「うん、でもさ。玲は良いってよ」
「うそん?」
「ほんとほんと」
「えー…亮太とか」
「何それひでえよ」
高校で意気投合してた俺らだから、仲はすっごく良くて、いるとたのしい。
「んでさ。アパート出て、荷物持ってきたって」
「はあっ?」
早すぎ。え、まじですか?
「れぇえええぇええぃいいいぃぃい!」
ドタドタと廊下を通ってリビングへ行く。
「うるさいぞ、どうした」
「シェアって?え、これからここが家?」
「ああ」
ああ、って………
「祐樹くんは元気だねえ」
「いやいやいやいや、何で荷物あるんですか」
2人でソファやらテーブルやらに荷物を整理していた。
「祐樹の荷物は亮太の部屋の隣において来たぞ」
「はいっ?」
「あー、うち一室一室でかいから、玲ちゃんと同じ部屋だよ」
「へ?」
「それより夕飯なーに?祐樹くん」
「イタリアンにしてますけど……」
「あー!俺それすっごい好きなんだー」
「そりゃあ、亮太が好みのもの作ってますから…」
「へえー、だってよ、玲ちゃん」
「イタリアンは嫌いじゃねーよ」
あー、こりゃあ…同居?シェア決定ですね…
あ、やばくないですか。
これだと美波くんとの約束…危うい!
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