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18歳以上ですか?
ー10ーにしおりをはさみました!
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ー10ー
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ドタドタと階段を登り
連れてこられた場所には
健人の部屋っと、書かれている。
…あ、え?
がちゃりと音をたてドアを開け
連れ込まれる。
「俺、ライドアオハ好きなんだよ!!」
中に入れば
今出てる巻全てが本棚にぎっしり詰まっており
人形やグッズが飾られていた。
「…す、すごい」
だろ?っと嬉しそうに笑う神島くん
「…ってえぇ?神島くん少女漫画好きなの?」
「いや、ライドアオハが好きなだけだ。」
確かに本棚を見る限り他の少女漫画は置いていない。
あったとしても男の人が見るような
少年漫画が多いい。
意外だな…
「…意外って顔すんじゃねぇーよ」
心を読まれた…なんて思いながらも
すみませんと謝る。
「お前、少女漫画好きなんだろ?」
その言葉でぴくりとなる体。
「…い、いけませんか?」
「いや?別に俺も見てるし。」
そう言って本棚からライドアオハを取り出し読み出す神島くん。
「…突っ立てねぇーで座れよ」
し、失礼しますといい
その場に座る。
「…なぁ!お前名前は」
「水島恋…です」
今更ですか!
なんて思いながらも答えると
そうか。
恋な!っと笑った。
その表情はとても優しくて
顔立ちも良いのか
かっこいいと不意に思ってしまった。
「…はっ!!あの…神島くん」
「んだよ。」
読んでいた本を置き僕を見る神島くん。
「昨日も今日も…ありがとうございます」
ぺこりと謝ると
別に。といい、置いていた本を開き読み始めた。
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