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ボクは、選べないにしおりをはさみました!
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ボクは、選べない
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ボクの上体を、兎羅との間に挟み込み、琉は言葉を紡ぐ。
「しっかり、吟味しろよ…」
琉は、ボクに深く座らせたままに、鷲掴んでいる腰を、ぐわりと回した。
「これと…」
紡がれる琉の声が、耳に響く。
琉は、ボクの身体を持ち上げた。
擦られるアナルに、ビリビリとした痺れた感覚が、身体中を走る。
「んンッ…………」
アナルに埋まっていた兎羅のぺニスが、ずるりと抜け出る。
咥えるものの無くなったボクのアナルが、ひくんっと蠢く。
再び、ボクのアナルに、ぺニスの先端が押し当てられた。
ずるるっと挿り込む感触は、何時もの…、琉のぺニスだった。
「んっ………ぁあっはっ…」
「これ…」
ぼそっと声を放った琉は、ズクッとボクのアナルの奥を嬲る。
「どっちが好きだ……?」
鼻で嘲笑うような音を立てた琉は、深くまで飲み込ませたぺニスで、アナルの中を嬲るように、ボクを揺さぶった。
「あっ……ふぁっ………んっ…」
無遠慮にゴリゴリと擦られる感覚に、ボクは、頭が回らない。
「んぁあっ………」
奥を抉られ、びくびくと身体を震わせるボクに、琉は、ふっと嘲りの音を立てる。
ずるっと、琉のぺニスが抜かれ、違うもの…兎羅のペニスが、再び、ボクのアナルに埋まった。
答えもせずに、ひくん、ひくんっと震えるボクを、琉は、嘲笑う。
「選べねぇってか…?」
ふっと小馬鹿にするように、鼻で嗤う琉の声が、耳に響いた。
ボクの脚に刻まれているのは、琉の刻印で。
ボクは、琉のものなんだ。
ボクの主は、琉…なんだ。
だから、ボクは琉に尽くさなくちゃ…、いけない。
でも……、兎羅を否定することも、したくない。
ここで、琉を選んだから、兎羅を否定することになる、気がして…。
ボクに選択する権利は無い。
ボクは……、選べない。
主を、裏切れない。
でも、兎羅を否定、したくも…、ない。
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