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18歳以上ですか?
服。にしおりをはさみました!
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服。
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「着いたよー…?」
主の声で目が覚める。
どうやらいろいろ考えていたら眠ってしまったようだった。
丁寧に毛布まで掛けてある。
「あ、すみません…」
反射的に謝ってしまう。
「?…謝らなくていいんだよ、さて、行こうか」
良かった、怒ってない…主は本当に優しい。
主が車を降り、僕がその後をついていく。
着いたのは洋服屋だった。
「来たよー!!!!!!!」
主が結構大きめの声で叫ぶ。
「うるさい、そんなに叫ばなくても聞こえるから…」
お店の人らしき人が奥から物凄い嫌そうな顔をして出てくる。
「ごめんねー(棒)」
「んで、今日はその子の服だっけ?」
僕を見ながら言う。
「うん、何かある?」
「そこら辺に用意しておいた。」
だるそうに指を指しながら言う。
「流石~♡……あ、これとかどうかな?」
主が手に取ったのは、白のパーカーだった。
僕を鏡の前に立たせ、服を合わせる。
「うん、やっぱり似合うね、よし、これ買うね。」
…似合うらしい。ファッションは僕にはよくわからない。
主が買ってくれたものは、白のパーカー、暗めのジーンズパンツ、黒の靴。あと、黒のダッフルコート。
全体的にサイズは大きめで、少し緩く着る感じになる。
「今日はありがとね、また来るよ」
「おー……」
主とお店の人が仲良さそうに会話をした後、お店をあとにすることになった。
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