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18歳以上ですか?
和也の手にしおりをはさみました!
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和也の手
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「綾都風呂一緒に入ろ〜」
「えー、一緒?別にいいけど」
「うっしゃ!じゃあ先に入って待ってる!ちゃんと入って来いよ!」
だだだっと走って子供のように風呂場に駆け込む。
これは来るなっていうフリなのかな。
「絶対に来いよ!」
念押しと言わんばかりにひょこっとドアから顔を出して言う。
やっぱり、来るなってことかな?笑
「佐野、風呂入ってくるから先に寝ててもいいから」
「大丈夫。やることあるし出るの待ってるから」
先にお風呂に入った佐野は髪の毛をパサパサと乾かしながら言う。
「わかった、じゃあ行ってくるね」
「行ってらっしゃい」
後でうるさそうなので、ちゃんとお風呂に一緒に入ってあげることにした。
一緒にお風呂に入るなんて久々で、少し緊張。
「お、じゃまします…」
「お邪魔しますって何、ここお前ん家じゃん」
「ああ、それもそうかな」
和也はもう洗い終わったみたいで浴槽の中にいる。
俺はシャワーを出して洗い始めた。
「綾都、背中流そうか?」
「どっちでもいい」
「じゃあ流す」
浴槽から出て、体を洗っている最中のタオルを俺から奪う。
背中をいい感じの力加減でごしごしと洗われる。
「ん〜、和也の力加減はいつもいい感じだよねぇ」
「そうか?」
「うん。気持ちいい」
「……そっか」
ごしごしと洗われるタオルはだんだんと腰まで動いていく。
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