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チョロ松と一松の話-チョロ一にしおりをはさみました!
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チョロ松と一松の話-チョロ一
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「じゃあ、ジム行ってくるねー」
「行ってきマンモス!!!!」
「今日は出る気がすんだよねー♪」
「ふっ…。カラ松girlsを探す旅に出てくるぜ…」
「………チョロ松兄さん」
家から全員が出て行った。そのタイミングを見計らったように、いや、待っていたかのように一松はあぐらで求人誌を眺めている僕の名前を呼ぶ。
緊張したような、高揚したような顔ですり寄ってきて、あぐらの上に頭を置いて僕を見上げる。
僕が求人誌を閉じてテーブルに置くと、一松は僕に抱きついた。
「なあに。一松」
「…みんな居ない」
「そうだね」
「……酷いことして」
「はあ?」
半笑いで返すと、一松は僕の体に腕を回したまま、顔を僕の股間に擦り寄せる。
ズボンのボタンに吐息がかかる。
「チョロ松兄さんに、酷いこと…されたい」
一松は、わりと昔から僕に懐いていたと思う。
二人だけの時は特に、よく甘えてくる。
それがいつからだったか、こういう関係になってしまった。
僕にすり寄って、甘えてくる。自分をさらけ出してくれる一松をとても可愛いと思うし、愛おしい。
僕らは、お互いの事だけはただの兄弟とは思えないでいる。
僕は、擦り寄る一松の頭を撫でると、その手を滑らせて唇をなぞった。
ゾクッと一松の体が震えるのが分かる。
「ちゃんと言って?」
「…チョロ松兄さん…俺に、酷いこと…してくださ、い…」
「よく出来ました」
ニッコリ笑うと、僕はズボンのボタン部分をトントンと叩いた。
一松は嬉しそうに笑うと、頷いて口でボタンとチャックを外していく。
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