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上からのアングルにしおりをはさみました!
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上からのアングル
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目を覚ました俺に気づいた影宮くんは大丈夫か?
と言ってベッドまで来てくれた。
『長い時間ずっと看病してくれてたんだね、ありがとう。俺、影宮くんがいてほんと助かったよ』
『おう。』
さっきクロさんと遊んでいた時とはあきらかに違う表情と声。それに、そっけない。
『じゃ俺、今日はもう帰るわ。まだ寝てろよな』
影宮くんは制服の上着を手に持ち、スクバを肩にかけて帰る準備をする。
『せ、せめて玄関まで………送るよ』
ベッドから立ち上がり、歩こうとすると高熱だった為、まだ足元がふらついて倒れ込んだ。
影宮くんがそんな俺を受け止めてくれた。
が、影宮くんもバランスを崩し、2人とも床に倒れ込む。
影宮くんのがっしりとした身体と俺の熱で火照った身体が密着する。
目を開けると目の前に影宮くんの顔があった。
襟元から覗く鎖骨とネックレスがエロい。
((うわっ、近っ……!
このアングルはやばい、綺麗なラインだな…鎖骨…。))
そう思っていると
『…ぃって………』
顔を歪める影宮くん。
((わっ、どかなくちゃっ!))
謝ろうと急いで身体を起こそうとすると足が影宮くんの股間に触れてグリッと刺激してしまった。
『んあっ…………っ………!』
ビクッと身体が跳ね上がり影宮くんの口から甘い声が
漏れる。
影宮くんはハッとすると口を片手で覆い、俺から目をそらして顔を赤くする。
((え……今の声、影宮くん…………………?!))
『ごっ、ごめっ…………!痛かった…?
支えてくれてありがとう、』
俺と影宮くんは起き上がった。
『ま、まだフラフラじゃねーか、だから寝てろって言ったんだ。台所にお粥あるから食え。薬は机の上。お粥食ったら薬飲んで早めに寝ろよな。』
俺が影宮くんにお礼を言う前に影宮くんは部屋を出て
行ってしまった。
((…………やばい、また熱上がりそう…))
影宮くんが部屋を出て行った数秒後に車のエンジン音が聞こえた。
どうやら母さんが仕事から帰ってきたようだ。
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