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脅迫にしおりをはさみました!
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脅迫
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「ゲホッ、ゲホ…かハッ…!
これ…」
首元を触ると、確かにチョーカーが巻かれていた。
「思ったより似合ってるじゃないか。
これはチョーカーのつなぎ目を鍵でとめるようになってるんだ。
そしてその鍵はコレ。」
メガネの手元には、金色の鍵が。
「よこせっ…!」
その鍵をぶんどろうとしたが、避けられてしまった。
「コレは俺が預かっておく。
これでお前にも簡単には外せないだろう。
まあその気になればはさみでもカッターでも切れるわけだが…
ははっ、それをしたらどうなるか…
分かるよなぁ…?」
メガネの奥の瞳が、冷たく光った。
「しっ…知らねぇ…!
絶対外してやる…!」
「ハァ…仕方ない。
お前がそんなに外したいというなら、俺はコレを校内中にバラマくだけだが?」
なっ…
嫌な予感が…
『 この辺をシメる不良がチェリーボーイだったとは、話の種になるなぁ。』
『ううっ、うるせぇ!
ぶっ殺すぞメガネ!! 』
ヤツのケータイから、もう二度と聞きたくもない会話が流れ出した。
『入んない、からぁっ…!』
最ッ悪だ…
「テメェ…この俺を脅迫する気じゃねぇだろうな!」
「勿論、俺の言うことに逆らわないなら流さないでいてあげるよ?」
ニッコー
また、あの気色悪ぃ笑いしやがって…
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