アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
首輪
-
…まあ、Yシャツくれるくらいは優しいヤツってことか?
「…ぁ、ありが、とう」
「…ぷハ、アハハハハ!!
お前、俺がしたことを忘れたのか?
その俺に、ありがとうとは…これはおもしろい、アハハッ…!!」
「んな、なに爆笑してんだ…!
意味、わかんねぇ…」
なんだこいつ、変なヤツ…
俺の前で笑うヤツなんて、アイツ以外…
アイツ以外に、見たことない。
「そんなお前に、俺からもう一つプレゼントだ。
来い。」
そう言われて、上から目線の物言いなのに、なぜか素直に従ってしまう。
「…いい子だ。
ほら、ネックレス。
お前に似合うと思ってな。」
…ネックレス?
はぁ!?
「これ、チョーカー…」
「そう、首輪だよ。」
「やめっ…!ッグ、」
瞬時に首に回された黒い革製のチョーカーを拒否しようとすると、ソレで首を絞められる。
苦しい…
「黙ってろ。
コレを外したらお仕置きだ。
いいな?」
「制服から、はみでちまう…ッ、」
「見えないようにきっちり着ればいいだろ?」
そん、な…!
だっせぇ着方、できるかよ…!
「や、だ…ッ」
「お前に拒否権はない。
…よし、これでお前も立派な犬だな。」
カチッという音がした。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
22 / 93