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寝言 深雪sideにしおりをはさみました!
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寝言 深雪side
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…ん、俺いつの間にか、寝てたのか。
「…って、げぇ!!」
なんで俺、コイツと寝て…っ
ドロ…と突然精液が太股に伝う。
ひ…や、気持ち悪い、気持ち悪いっ!!
「こんなの…、こんな、ものっ…」
滲む視界などお構いなしに、俺はティッシュでごしごしと精液を拭いた。
皮膚が赤くなっても、痛くなっても、どうでもよかった。
気持ち悪い、気持ち悪い…!!
こんな、奴に…
こんな奴に、俺は…っ!!
「ちくしょ…っ!!」
あの人の事を思い出していたのに。
抵抗すれば、できたのに。
それでもしなかった自分が、気持ち悪い。
「…、めて」
「っ!?」
「やめて…!!」
え…っ
突然京が叫んだ。
寝言…?
「やめてって…なにを?
それは、こっちのセリフ…!!」
「嫌…ごめん、ごめんなさい…」
そう言って、涙なんか流すから。
つい、情にほだされてしまう。
「ずりぃよ…」
突然こんなことされて、わけわかんなくて、俺はオマエが大嫌いで…
それなのに、憎めなくて…
「なんで…」
なんでこんな気持ちになるんだ。
どうして…
「胸が、痛い…」
まるで、あのときみたいだ。
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