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チョロ松が就職する話 ⑧にしおりをはさみました!
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チョロ松が就職する話 ⑧
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ピチチチチ‥‥‥‥‥‥
「ん、しょっと」
「ふわぁああ、おそ松兄さん今日は早いね。」
「トド松は、相変わらず早起きだな。ホントは俺よりも早く起きてたくせにあざといねぇ。」
バッサァ!!
「おそ松兄さん!トド松!おはよー!!!」
「朝から元気過ぎんよ、十四松。」
「おはょ、十四松兄さん。」
「‥‥‥‥‥‥はょ。」
(隣居ないからヒンヤリしてる。)
「一松は十四松と真逆かよ(笑)」
「おはよ、一松兄さん。」
おそ松はカラ松の寝てる位置の布団を前に
「やっぱし、カラ松は帰って来なかったか。」
「チョロ松兄さんの所に泊まったのかな。」
「それを今から確かめに行くんだろ?んじゃまぁ、支度してイヤミんとこ行って隣町まで乗せてって貰うぞ!」
「「「おー!」」」
――――隣町駅前――――
「イヤミ、ありがとなー。」
「もうミーをチミ達の便利屋みたいに使わないで欲しいザンス!」
文句は言うがなんやかんややってくれる奴だ。
「よっし、歩いて見つけてみるか。」
「手分けしマッスル?」
「いや、連絡手段が無い以上別行動は危険だ。」
「でも、それじゃ余り探せないよ?」
「大通りは皆で行動して細道は繋がってる事が多いからそこだけ2組に分かれて探す。」
「ラジャー。」
「チョロ松の住んでる所は大体分かってるんだ。その周りを念入りに探せば見つかるさ。」
「行きマッスル!!!」
――――隣町チョロ松のアパート近く細道――――
「ねぇー、ホントにここの近くなの?」
「チョロ松が自分で言ってんだからそうだろう。」
「結構綺麗な街なんだね。」
「一松が綺麗だなんて言うんだな。」
「俺だって綺麗なもの位綺麗って言うケド‥‥‥。」
「兄さん兄さん!!!ここじゃない?!」
「んー‥‥ここら辺なのは知ってるけどこのアパートなのか確信が無いからな。」
「ここからカラ松兄さんが出てくればここだって分かるんだけどなぁ。」
「しばらく観察しとけば?」
「そうするか。」
ガチャっと扉が開く音がし、目を見張る。
「あ!カラ松兄さんだ!!!」
「やっぱし、ここで合ってんだな。」
「行きマッスル?!行きマッスル?!」
「行くか。」
わーとカラ松を襲いに行くかのように十四松が走り出す。
十四松の脚力じゃすぐそこのアパートになんて数秒でついてしまう。
「ぇ?わ!!じゅ、十四松?!」
「カラ松兄さん!!!!チョロ松兄さん!!!!」
「ど、どうして十四松が?」
いきなりで驚きが隠せてない。
「俺だけじゃないよ!!!皆居るよ!!!」
後ろを見るとゾロゾロと階段を上り、扉の前でたむろっていた。
「よぉ。」
「久しぶり。此処に居ると邪魔になるから取り敢えず中、入って。」
一瞬、ほんの一瞬、チョロ松が目を逸らした気がした。
俺が引越しの前夜呼び出した事をまだ根に持っているのかと思った。
ただその時チョロ松の顔を見た途端ザワザワと落ち着かなかった。
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