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やっと購買ついたにしおりをはさみました!
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やっと購買ついた
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「はぁ…」
俺はため息を付いた。
そして、目の前で苦笑いをする奴を見た。
ハル君という奴。
「えっと…先輩いきなり手掴んで走ったのは
ごめん。んで、購買の場所教えてちょうだい」
っとハル君という奴が言った。
「お前俺が先輩ってわかってるなら、敬語
使えよ、いくら不良でも」
俺はハル君とやらに言った。
「俺敬語使えねぇし」
っと、苦笑いで言ってきた。
あぁ、もういいや、こいつに日本語は通じない
つうか、こいつと関わるの面倒くさい。
俺はまた、ため息をし、ハル君とやらを見た。
「購買は一階まで下りて玄関側え向かって、
そしたら玄関の右横に階段があって、その横
に渡り廊下があるからそれを通ったら目の前に
あるよ」
っと、俺はハル君とやらに説明した。
すると、ハル君とやらは、ニコッと微笑んだ。
そして、首を傾かせて、頭にハテナマークを
浮かばせた。
あぁ、日本語本当に通じないのか…
「覚えられない♪」
っと、ハル君とやらは言った。
「こっの、アホ!」
俺はムカついて怒鳴った。
そして、俺はお腹が鳴った。
お腹空いた。
面倒くさそうだから、わざと言わなかったが
腹の空きには変えられない。
仕方がない、ついでだ。
「俺もちょうど、購買行くから、もう
ついてこい。」
っと、俺はハル君とやらに言った。
するとハル君とやらは、嬉しそうに
「まじで!なんだよ、最初から説明しないで
連れてけば良いのによー」
っと、ハル君っとやらが言った。
「連れてったら面倒くさそうだから、説明した
んだよ!」
っと、俺はまた怒鳴った。
そして、やっと購買え向かった。
「あ!忘れてた、先輩名前なんて言うの?
俺は海乃ハル」
っと海乃ハルが言った。
名乗られたら名乗るしかないと思った俺は
「花火野 一樹だよ」
っと言った。
すると、海乃ハルは驚いた顔をした。
なぜ驚く?
「花火野って面白い苗字だね、すげぇ初めて聞
いた!」
っと海乃ハルが言った。
「たしかに珍しい苗字だけど、そこまで驚く
か?」
っと俺は海乃ハルに言った。
「だって初めて聞いたし、でも覚えにくいな」
っと海乃ハルが言った。
おっ?
実は言うと俺は名を名乗りたくなかった。
覚えられて話しかけられたりしたら、
部活の人や周りの人、佐藤がびっくり事件
をおこす。
そして、俺は理由やら何やら聞かれ
面倒くさくなる。
よかった、素直に名乗った俺に神様が
こいつを究極のアホにして、
名前を覚えさせないようにしてくれてる。
ありがとう、神様。
俺がそんなことを思っていると、
「んー、でも一樹はパッとしねぇし…」
っと海乃ハルが言った。
「んだよ、パッとしねぇしって失礼だな」
っと俺は海乃ハルを睨んで言った。
「んー…あ」
っと海乃ハルが何か閃いた顔で言った。
嫌な予感がする。
「花ちゃん!これなら覚えやすいし可愛い♪」
っと海乃ハルが言った。
そして俺は海乃ハルの背中に思いっきり
ビンタした。
バチッンっと良い音が鳴った。
「痛っった!」
「ふざけんな!誰が花ちゃんだ!」
俺は涙目になっている海乃ハルを無視し
怒鳴った。
「痛ったい、良いじゃん花ちゃん、可愛いし
ってか、俺を痛め付けれる花ちゃん結構凄い
よ」
っと海乃ハルが言った。
「花ちゃん言うな!」
そして、俺はまた怒鳴った。
こんな会話をしているうちに気づいたら
購買についた。
こんなに購買が遠く感じたのは初めてだ。
「やっと購買ついたー」
っと海乃ハルが言った。
誰のせいで遅くなったと思ってやがる。
っと俺は言いたくなったが我慢して言葉を
飲み込んだ。
そして俺は海乃ハルに、
「んじゃ、俺買わないといけないやつとか、
色々あるから、じゃあな」
っと言い俺は右手を上げて
その場を去ろうとした。
「あ、うん、ありがとね、んじゃ、またねー
花ちゃん♪」
っと海乃ハルが言った。
俺は振り返り、
「花ちゃん言うな!」
っと怒鳴った。
ん?またね?
もう、会いたくないわっと言おうか
迷ったがもう疲れたので
言わずにその場を去った。
そして、やっと自分のと佐藤の昼飯を買い
携帯のメールのバイブがポケットから鳴る。
画面を見たら、佐藤で、まだ購買?っと
言うメールだった。
どうやら、手伝いは終わったらしい。
俺は疲れて返信を返す気にならなく無視して
携帯をポケットに戻した。
そして、昼飯が入っている袋を持って、
ため息を一回付き、
佐藤の待つ自分の教室に向かった。
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