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416 (R18)にしおりをはさみました!
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416 (R18)
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スラックスからシャツを引きずり出し、それを捲り上げて腹を撫でる。
その優しすぎる手つきに窓枠を掴む俺の手に力が入った。
どちらかが動く度にカーテンが揺れ夕陽が差し込む。
茜色の西日が俺から理性を奪っていく。
ここは科目室とは違う。
いくら旧校舎とは言えいつ誰が来るかわからない。
鍵のかかっていない教室で何をしてるんだとか。
誰かに見られたらどうするんだとか。
頭の中ではわかっているのに、ただ触れられるまま俺は悦びの声を漏らす。
背中に窓の冷たさを感じ、正面にリカちゃんの体温を感じる。
そのどちらよりも遥かに熱い何かが身体の奥で燻っていた。
「………やっ」
首筋にかかる吐息が気持ちよくて、纏わりつくような甘い香りに包まれる。
チュッと喉仏を吸われ、軽く歯を立てられれば鼻から抜けるような声が出た。
「ふっ………ン…」
「へぇ。お前でも声堪えようとすんだ?偉い偉い」
「そっ、そこ…やめっ」
脇腹をなぞっていたはずの指先が胸の蕾に伸びる。
「なんで?乳首触られんの好きなのに?」
「好き…っ、じゃねぇ!」
指の腹で潰された乳首からムズムズした感覚が身体を駆けめぐる。それは頭の先から足の先まで瞬時に走って、身体全体を性感帯に変える。
リカちゃんの吐息が、舌が、指が触れるだけで溶けてしまいそう。
どうしてこんなにも好きなんだろう。
どうしてリカちゃんじゃなきゃダメなんだろう。
「ひぁっ…!!」
チュッー……
乳首を吸われ、意識は行為に戻る。
そこには俺を見上げながら舌先で尖った頂きを弄ぶ男。
「こんな時に考え事?」
「やっ…違っ、吸わな…で」
「吸ったら駄目なんだ?じゃあ噛むのは?」
「だっ……ぁ、アアァッ!」
ダメだと言わせない強引さで、カリッと歯を立てる。
芯がツンと痛んだ後に走るのは『快感』
「ぁっ、ん……んっ」
「今日は乳首でイッとく?」
「あぁ…や、噛まないで…」
「舐めるのも噛むのも駄目って我儘だね、慧君。
そんな我儘な子にはお仕置きしないと」
久しぶりのお仕置き。
そのフレーズに触れられていない俺の性器が膨らんだ。
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