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一箱、二箱…にしおりをはさみました!
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一箱、二箱…
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その日は朝から放課後までずっと昨夜のことを考えていた…
だから忘れていた。
地獄(国際交流会)のことを。。。
そういえばまだアノ役のままだった…
どうしよう。練習さぼるか。
でも先生まだ俺のことストーキングしてくるんだよな…
しかも会議室ついたし。。。
てか、会議室で練習っておかしいよね？
練習できないでしょ…
あぁ開けたくない。
こんなにドアを開けたくないのなんか始めてだよ。
「…？美弥？はいんないの？」
「…………入るけど。……急に話しかけるのやめてくれる？てか、なんで昌がいるの？」
ふつーにビビったわ。。。
まぁちゃんとポーカーフェイス決めたがな…
「んー？なんか劇の人数が足りないからSクラスは全員参加だって…その台本にも俺の名前のってるよ？」
「…………え？まじか。見てなかった」
「……まぁそうだろうとはおもったがね！！とりま、入りましょー！！」
「…………昌うるさい」
「んー！聞こえま、てーん！！」
「…………」
きっと名前に気づかれなかったのが嫌だったのだろう。
わざとうるさくしてくる
こいつは昔からそうだ…
気に食わないことがあれば怒りを声のデカさで表す。
おかげでこっちは耳がバカになったよ…
二人で会議室にはいると会長がポーチの整理をしていた。
他は誰もいない
「あれ？かいちょーひと、、り、なんですね…」
ん？昌の声が急に小さくなり何事かと思うと
「……頭痛薬が1箱、2箱、3箱…あれ？…また一箱なくなってる…あれ？…腹痛薬も…？いつのまに…飲んだんだろう…あはは、あはは、は、は……」
「「……お疲れ様です」」
会長…なんかすいませんでした…
会長のポーチにはこれでもか、と言うほどの薬が…
しかも箱ごと…
その後皆がくるまで会長のご機嫌とりをずっとしてた…
それに忙しくて(それが怖すぎて)昨夜のアイツとのことを忘れていた。。。
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