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すっかり静かになった部屋の中カラ松の寝顔を見ていた
ここ最近カラ松と2人っきりが多い気がする…
裏で長男が手を引いているのか
俺が自覚してからそう思い込んでるだけなのか
よく分からないけど
「……好きだなぁ」
ぐっすり眠っている横顔に呟く
本当は起きていて俺の告白にまさかのOKが、
2人はずっと幸せに…………
「……俺じゃなかったらハッピーエンドなのにな」
俺が想いを伝えてカラ松を困らせる
カラ松の優しさでOKがもらえる
本当は両想い、でも困難の連続で
何をどう考えても結局行き着く先はバットエンド
「…好き、好きなんだよっ、
…ごめん、ごめんなさい…こんな、こんな………」
愛おしい存在に触れることすら出来ず俺は
ただただ、謝ることしかできなかった。
好きになってしまった、幸せを望めない、
こんな俺で、ごめん。
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