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2.元晴との出会い-3
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雨も上がり、帰る時には辺りはすっかり暗くなっていた。
「く、暗い…」
こんな遅くに学校を出る事が初めての李登は、少し怖く感じていた。
「あっ、水溜り無い」
気温が高かったからか、道には水溜りが無かった。
そして、ここが大丈夫ならいつも通っている場所から帰っても平気だなと思った李登は、そっちの道から帰ろうと思った。
でも李登はどうしてか朝の道が気になってしまう。
あそこは夜になると暗くて所々にある電灯だけが照らされているだけで通りたいと思った事は無いのだが、今日は、何故か行ってみようかなと思えた。
「挑戦してみようかな」
李登は、朝来た道から帰ることに決め、少し怯えながらも進んだのだった。
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