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寂しい関係
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手首を締められてのセックス…
成康はゴクリと唾を飲みそうになった。
(ヤバイ…ちょっと想像してしまった。。)
成康は口に手を当て、雄大から顔を背けた。
あの細くて、白い身体が一糸まとわない姿はどれだけ蠱惑的だろう。
と同時に吐き気が伴うほどのムカムカ感が身体の底から上がってきた。
「じゃ、じゃあ、そのセックスした相手に聞けばいいだろう?」
成康はカーテンをいじりながら、吐き捨てるように言った。
「あっ…それは…できません…」
項垂れる雄大に成康は食いついた。
「恋人だろう?困ってんなら…」
「ち、違います!全然!」
雄大がベッドから落ちそうになりながら、大きな声を上げたので、成康は驚いて後ろに下がった、
「違う…って?」
「ち、違います。」
雄大はベッドに正座して、泣きそうな顔で成康を見ていた。
「ただ…ちょっと…向こうが魔がさしたって感じです。」
「魔が?」
「と、とにかく、恋人じゃないんですが、入れられちゃったんです!んで、なんかもう体調悪くなって…相談できずに困ってるんです!」
そう言って雄大は今度は布団を頭からかぶった。
支離滅裂だが、必死な雄大に成康は少しホッとしたが、まだ不安の方が大きかった。
色々聞きたかったが、雄大の聞かれなくないと言う硬くなな態度に成康もそれ以上は何も聞けなかった。
(今の関係で俺が聞けることはない…よな。。今は取り敢えず俺を頼ってくれてるし…)
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