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「えっと、じゃあ私シャワーしてくるので…」
「ああ。いってらっしゃい」
考えてることを見透かされたことと、凄く甘く微笑む先輩に不覚にもドキドキしてしまって。
赤くなった顔を隠すように、脱衣場まで逃げてきてしまった。
また嫌な思いをさせてしまったかな、と自分の行動を反省しつつ服を脱いでいく。
風呂場に入って、しばらくシャワーを浴びながら今日1日のことを振り返る。
あやちゃんに後でLINEしようと決め、何となくお湯が熱い気がして温度を下げる。
一谷先輩も居るし、そろそろ上がろうとしたところでカクンと膝に力が入らなくなり、その場に崩れ落ちてしまう。
体が徐々に熱くなってきて、吐く息も暑い。
なんで―――
なんで
「ゆきちゃん大丈夫!?」
瞬間、バッと扉が開いて先輩が驚きの表情で固まる。
せっかく仲良くなれてきてたのにな…
思わず自嘲的な笑みが漏れた。
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