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碧を喜ばす為に西島は泡風呂にまでしていた。
案の定、碧は喜んでいる。
泡の中に埋もれながら碧の喜ぶ姿をチラリと確認。
や、やばい………
佐藤、お前………エロい。
細い腰。
白い肌。
可愛いピンク色の乳首。
腰にタオルを巻いているが形が分かる。
ああ、もう!なんで風呂に一緒に入ろうとか言っちゃったんだ俺?
冷静を保てるだろうか?
なんて悶々としている西島に碧は気付かない。
「あ、アヒル!」
泡の中に黄色いアヒル数匹を見つけてはしゃぐ。
「部長が買ったんですか?可愛いですね」
アヒルを手に取り可愛く笑う碧。
アヒルよりも佐藤が可愛い!
なんて思いながら西島は頷く。
「アヒルもいいけど中に入らないのか?」
「えっ、はい!」
碧はそっと足を上げて泡の中へと踏み入れる。
早く湯船に入って貰わないと変な所ばかり見てしまうじゃないか!
泡なら見えない。
碧を喜ばす為でもあるけど西島の為でもあった。
身体を隠せる、いや、隠して貰わないと理性がぶっ飛び……風呂場で碧を………
いや、そんな事はしない!
我慢出来る!だって、大人だから!
西島は頭を振る。
「どうしたんですか?」
泡の中に身体を埋めた碧が首を傾げて西島を見ている。
ああ、くそ!泡も失敗だ!余計に可愛く見える。
泡の中の泡は周りにの白さに良く溶け込んでいて、可愛さが倍増。
天使のようだ。
しかも泡で遊びだす碧。
両手で泡をすくいフーと息を吹きかけて泡を飛ばす。
なんて、可愛い!
「部長、泡、気持ちいいですね。フワフワです」
碧は泡風呂はテレビで見て憧れていた。
なんだかお金持ちな感じがしていいなあってずっと思っていた。
「僕、映画とかで泡のお風呂みて入りたいなあって思っていたんです。だから嬉しいです。部長ありがとうございます。」
ペコリと頭を下げる碧が可愛い!
あー、もう!佐藤のばか!せっかく理性を保とうと必死なのに!
西島は碧に手を伸ばして引き寄せた。
そして、自分の膝の上に座らせる。
わー!部長!ど、どうしたんですか!
引き寄せられて西島の直ぐ近く……膝の上に座らせられた。
向かい合わせじゃないのが救いだ。
だって、向かい合わせだとマトモに顔を見れない。
「足をのばしなさい。ゆっくり出来ないだろ?」
碧が身体を小さくしていたので気を使ってくれたのかと、言われた通りに足を伸して西島に身体を預ける。
部長………僕、もうこのまま死んじゃってもいいくらい幸せです。
部長とお風呂に入れて、しかも抱っこまでも!
幸せだあ。
◆◆◆◆
あああ、やばい!俺は何をしているんだ!
佐藤を抱っことか!抱っことか!
碧のお尻の感触を太ももに感じて、やばいくらいに理性が飛びそうで、手を伸ばせば碧の敏感な部分を触れる。
タオルなんて直に取れるし………それに……甘い香りが西島の興奮をさらに刺激してくるのだ。
碧からする甘い香り。
首筋辺から香る。
そこに鼻を近付けて匂いを嗅ぐ。
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