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プレゼント9
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温かい…
俺を包み込む優しい腕と髮を撫でる仕草に
目を開けると、心配そうな温和の顔が見えた。
「温和…」
声が掠れている。
そっか…俺、昨日チョコ食べて…
ぼんやり思い出していると、温和が心配してくれた。
体を起こそうとすると、痛い…
特に腰と尻に激痛が走り、俺はもう一度横に寝転がる。
昨日のことを覚えているかと聞かれた…
温和には途中までしか、覚えてないって言ったけど、ほんとは、ぼんやりと覚えてる…
俺が、温和を求めてあんなことやこんなことを…
うわ~恥ずかしすぎる !!
それに、いつもよりも余裕のない温和が艶かしくて…
額から滴る汗も、眉間に皺を寄せて快感に耐える顔も全てが、カッコ良かった…
あんなに温和に求められて、体は痛過ぎるけど、幸せ♪
「千、もう孝哉に貰った物は食べちゃダメ。わかった?」
俺を心配して言ってくれる温和。
「わかった」
って言ったけど…ちよっとだけ、孝哉には感謝してる。
すっごい告白聞いたし…
俺は思ってた以上に、温和に愛されているんだなぁ~
体は痛くて動けないから、温和が色々、面倒をみてくれて、一日過ごした。
「温和、大好き !! ずっとずっと俺の傍にいてね」
俺が温和に抱きつくと
温和が優しく微笑んで、俺を抱きしめる。
「いるよ。ずっと、千之助を守るから…」
温和、俺も傍にいるから…
俺はまだまだ子どもだけど、
温和を守れるようになるからね。
決意を込めて、温和を抱きしめる手に力を込めた。
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