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もう一人の空は?
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「・・・・・・・・・・」
何今の夢
思わず起き上がり周りを見回した
でも、部屋は同じで俺は昨日と同じ部屋にいた
夢にしてはリアルすぎる
俺達が入れ替わった?
そんな事本当にあるの?
でも俺の居た世界は魔法世界、夢に出て来た俺も魔法世界にいた
どうして・・・?
「空、教会に行くぞ~」
「わかった」
この国は城外も安全だった
むしろみんな優しいし笑顔で話しかけてくれる
「まじかよ・・・」
「どうしたの?」
「空が育てていた花が踏み荒らされている」
「えっ?」
「最近この国に流れ着いた奴らかもな」
「そうなんだ」
「今調べているけど最近盗難が多いらしい」
「盗難・・・俺の世界では当たり前の事だけどね」
「そうなんだ」
「うん、盗難と言うより強盗、殺人、その他いろいろ」
「成程な・・・」
入れ替わったとしたら俺はまたそんな世界に戻らなければいけないんだ
この生活は魔法が使えなくて不便だけど食べる物にも着る物にも困らない
なにより周りの人達がみんな優しい
空は澄んでいるし海はとても綺麗
緑色の木々と鮮やかな花々
俺のいた
世界とは正反対だ
「あ~、空が悲しむな・・やっと咲いたのに」
「凱も悲しい?」
「そりゃな、二人で育てていた花だし」
「わかった」
「ん?」
凱も悲しいなら何とかしたい
ワンドを取り出し魔法をかけた
「お前、だめだろ!」
「でも、凱が悲しそうな顔をしてたし」
「・・・・・・・・」
「ごめん」
「いや、ありがとな」
「うん」
花は元通りに咲いていた
何だか不思議な花だな
見た事の無い花だった
「不思議な花だろ?」
「うん」
「空が海から拾って来た球根らしい」
「へぇ」
「初めて見る球根だから植えてみようと言う事になってさ」
「うん」
「この花が咲いた日に空が消えたんだ」
「そうなんだ」
なんだか俺の世界の花みたい
不思議な花だし色も綺麗
「じゃ、みんなが待ってるから行くか」
「うん」
教会は嫌いじゃない
子供も可愛いしね
「あれ・・・誰もいないな、中かな」
「・・・・・・・」
この足跡は初めて見る足跡
花壇を踏み荒らした足音と同じ
「凱!待って」
間に合わなかった
「うわっ!空来るな!」
どうしよう
みんながいるから魔法は使えない
馬も無いし走っても間に合わない
だったら・・・
「お願い、奏達を連れて来て!」
海鳥を操って木陰に隠れた
水たまりに魔法をかけて中の様子を見つめた
「これはこれはいい服を着た獲物だな」
「凱、助けて!」
「みんな静かに」
「お前こいつらの先生か?それとも牧師か?」
「お前達は誰だ?初めて見る顔だけど」
「この国は裕福だよな、みんな金持ってるし食い物にも困らない」
「・・・・・・」
「欲望が満たされたらあとは性欲だけだ、女を捜しに行くのは面倒だからお前でいいや」
「子供たちがいるんだぞ!」
「教育だよ」
「やめろ、子供達を奥の部屋に連れて行け」
「黙れ」
「相手ならその後でもいいだろ?子供の泣き声を聞きながらやりたいのか?」
「それもそうだな、おい」
「俺達にもやらせろよ」
「凱!」
「みんな大丈夫、大人しくしていろ」
空は逃げられたらしいな
よかった
「さて、楽しませてもらうぜ」
「・・・・・・」
服を乱暴に破かれ裸にされた
楓・・・ごめん
「見ろよ、この肌」
「極上だな、女よりいい」
複数の手で体を触られた
気持ち悪いだけだ
「締まり具合はどうだ?」
「いっ!」
強引に指を入れられかき回された
「いたいっ・・・」
「いいね、その顔」
「じゃ、その口で咥えろ」
「・・・・・・」
「子供達を殺すぞ」
「わかった」
むせかえる匂いで吐きそうになった
でも子供達を護るには従うしかない
「舌を使え」
「んっ・・・っ」
「俺もう我慢出来ない、いいか?」
「ああ」
指が抜かれそのままねじ込まれた
「くっ・・・」
「こいつ最高、それに男を知ってる体だ」
「俺も口の中でイキそうだ」
「ぐっ・・・」
泣きたい
もう泣きそう
「次は俺だ」
みんなの相手をしたら俺壊れてしまうな
「腰を動かせ!」
「・・・・・・・」
俺は無力だな
何も出来ないなんて
せめて自分の首を切り裂くナイフが欲しかった
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