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主が甘々に飢えた結果…及影
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今朝、起きたら隣に飛雄がいた。
あれ?何でいるの?夢の中?と思って自分のお腹を叩いたら見事に赤くなった。
だって頬抓るなんて嫌じゃない。
そして横にいる飛雄は熟睡。整理しようか。
昨日俺はいつものように部活を終えて、飛雄ちゃんとメールをしていた。
『今日も怪我しなかった??』
過保護すぎ、と烏野の一人が言ってたけど飛雄が怪我をするなんてダメ、絶対。
別に昨日変わった事なんてなかった。
俺寝てる間に飛雄ちゃん攫っちゃった?
「トビオちゃーん…」
起こしたいけど申し訳ない、そんな入り混じった感情の所為で小声になる。
あ、起きた。
「んぅ、ふぁ…」
エロ。起きるだけでこんな声出さなくてもいいんじゃないの?合宿中大丈夫だったの?
「及川さん…?」
目の前の飛雄は眠そうに目擦って俺の姿を確認する。
「ねぇトビオちゃん、どうして俺の隣にいるのかな?」
唐突に問う。飛雄は意味を理解するのに10秒程の時間を費やした。
「俺が、及川さんに会いたかったから…」
別に寂しいとか、そういう訳じゃないんで。と誤魔化す飛雄がすごく。
なんて言うか、…可愛い。
「トビオちゃん、おいで」
すごい破壊力のある格好で俺の前まで来る。
何で素肌にパーカーなの。しかも俺の。何、誰に聞いたの。
「及川さん…、は、恥ずかし…」
真っ赤になって言うが行動は全然拒否していない。
抱きしめた俺の服ぎゅっと握りしめておいて、こんなに煽っておいてなにが恥ずかしいんだ。
「トビオちゃん、今日俺が見た夢の話してあげる」
「…はい」
何かを悟ったらしい飛雄が逆らいもせず俺の胸元に顔を埋める。
赤くなった耳が黒くて綺麗な髪の合間からちらちらと見えていて、…食べちゃいたいなぁ。
とか、少し思ったり思わなかったり。
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