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65話
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朝起きて隣を見ても彼は居なかった
それを目の当たりにした瞬間、とてつもない後悔に見舞われた
あの時素直に気持ちを伝えたら良かったのか
素直に接すれば今も隣に居てくれたのか
物凄く寂しい
「…やだ」
シーツに顔を沈めた
髪も顔もくしゃくしゃになるくらい藻搔いた
涙が出てきた事に驚き、笑えた
「はは…情な、乙女かよって…」
ボーッと一点を見つめ、今度は無性に顔が見たくなった
今なら気持ちを伝えられる気がした
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