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俺も連れていってくれ!
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風「あー、食った食った。砂糖使った料理だったから
心配だったけどよ、すげぇ美味かった」
そんな言い方はないだろ
綾瑠は風翔の言葉を聞いてムッとした
綾「料理は誰にも不味いと言われたことない
だから安心して食え」
風翔はそんなに怒るなよ、と頭をぽんぽんと撫でた
子ども扱いするな!まぁ…兄ちゃん達から見たら子どもなんだろうけどよ!と思ったが言い返さないでおく。言ったらからかわれて終わりだ
風「綾瑠の今後の飯、楽しみだなー」
雷「それにしても何故昨日のコーヒーはあれだけ
甘くて料理は美味しいのでしょうか?」
綾「あー、それ大学でも言われる。俺の味覚は
基本ぶっ飛んでるらしいけど料理は別だってね」
雷「綾瑠の手料理を誰か食べたことあるのですか!?」
風「一体何処のどいつだ!」
そんなに焦らなくても…
綾「成希って言う俺の友達みたいな奴だけだよ
ほら、風にぃショッピングモールで会っただろ?
めっちゃウザいボケナスのことだよ」
2人はアイツかー、と言って納得した
…あれ?
綾「雷にぃは成希に会ったことないだろ?
なんで分かるんだ?」
雷「え、あー、風翔から綾瑠にベタベタする
ウザイ奴に会ったと聞いたのですよ」
風翔の説明であらかた想像つきました、と雷翔は少しドヤ顔をしながら言った
綾「そういうことね、納得」
風「え?俺、痛っ!何すんだ!おら!」
雷「いえ、無性に腹が立っただけですよ」
え…雷にぃ笑顔が黒い…
風「………すまん」
雷「何故謝るのです?」
風「あ、いや…なんとなく……」
雷「そうですか」
綾「雷にぃ、顔怖いよ?」
雷にぃがそれは失礼しました、と言うと黒いモノが消えた。風にぃ…今目の前で見て分かったよ。雷にぃは怒らせたら駄目だ。うん、マジで気をつけるよ
綾「それでさ話変えるんだけど、
兄ちゃん達は仕事行くのか?」
雷「ええ、そのつもりですよ。いつもは蒼とかに
任せきりなのですが昨日は臨時休業にして
しまいましたからね。謝罪も兼ねて店に私達も顔を
出すつもりです」
綾「店ごと休みにしたのか?」
雷「ええ、蒼にもついて来てもらう必要があったので
休みにせざるを得なかったのですよ」
綾「そっか。お疲れさん」
雷翔はありがとうございます、と言って席を立った
雷「風翔、そろそろ準備しなくては」
綾「まだ朝だぞ?何処に行くんだ?」
風「あっちだ。裏社会」
雷「蒼と魁虎に任せたままにしてしまってますからね
それに、魁虎はまだ未成年ですからこちらに1度
帰さないといけませんからね」
風翔もそうだな、と頷くと綾瑠はなぁ、と言って話しかけた
綾「さっきから言ってる魁虎って誰だ?」
雷「あれ?蒼から1度も聞いたことありませんか?
魁虎は彼の弟ですよ」
綾「はぁ!?初耳だぞ!あいつ弟いたのか!?」
風「その驚き方から見ると、本当に知らなかった
みたいだな」
雷「蒼とそういう話になったことないのですか?」
綾「あったら流石に覚えている」
2人は確かに…、と言って顔を見合わせた
綾「てか俺、蒼の弟に会ってみたい!
なぁ!俺も連れて行ってくれ!」
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