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もういいかい?
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「…一松、なんかAVの女優みたい」
そんな可愛い顔してこっち睨んで。
「でもそーゆーツンツンした奴ほどヤられるんだよな」
おそ松と一松が睨み合う。数秒間無言の時間が2人の間を流れる。それを切り裂いたのはトド松の声だった。
「…おそ松兄さん、どうせなら縛っちゃえば?」
「…なっ…!?」
トド松がどこから持ってきたのであろうガムテープをおそ松に投げる。
「一松兄さんってドMでしょ?ならこういうの好きなんじゃないかな」
「…へぇー、そうなんだ…一松」
投げられたガムテープをおそ松が器用に受け取って一松に近づく。
「…おそ松兄さん…やめろよ…やだ…やだ…」
確かにドMといえばそうかもしれない。しかし今この状況では喜べるわけが無いのだ。縛られれば、確実にヤられる。
しかし抵抗出来なかった。
ガッと押さえられて瞬く間に一松の両手がガムテープでぐるぐる巻きにされる。その両手を馬乗りになったおそ松が上に上げて一松の口にキスを落とした。
「!?…っん…う…」
手を戻そうとしたが、おそ松が片手で軽く押さえてそれを阻む。体を動かしたくてもそもそもおそ松に上に乗られていていては動かしようが無かった。
「んーっ…ふっ…う…」
息の出来ない苦しみから涙が出ても、おそ松はキスを止めようとはしない。
息継ぎをしようと口の筋肉を緩めると歯列が割り開かれておそ松の舌が入り込んだ。舌は無造作に一松の口内を這い回る。歯の裏を舐められて一松がびくっと跳ねた。少ししてようやくおそ松の口が離れる。糸を引いた唾液が服の上に落ちて小さいシミを作った。
「…お…もいっ…どけ…っ」
一松がそう訴えるとおそ松は口の端をぺろっと舐めて笑った。
「やだね。今から遊ぼうぜ?たまには猫や十四松じゃなくて俺とも遊んでよ」
一松が思いっきり首を横に振る。
「…素直じゃないなー。ま、いいか」
おそ松は一松の抵抗をすり抜けて服を捲り上げる。手が一松の脇腹をすうっと撫で下ろした。
「…ひっ…ッあぁ…」
普段全く触られる事のない場所を触られる感覚に一松が体を捩らせて逃げようとする。
手にガムテープの粘着がまとわりついてかぶれたような痛みが一松を襲う。
「…っこれ…外せ…痛いんだって…」
涙目になって両手を動かす。無理に上に上げられているためか骨が軋んだ。
おそ松がふうん…と少し考え込んで頷いた。
「仕方ないなぁ、兄ちゃん優しいから外してやるよ」
両手に巻かれていたガムテープを剥がしていく。
「…なートッティ、十四松達まだ来ないよな」
「まだみたいだね」
トド松がそう答えるのとほぼ同時に一松の手からガムテープが外される。
両手首にはくっきりと赤い跡が付いている。肌が白いため、よく目立つ。
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