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十おそ・2話『我慢しないで』
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十四松「おそ松兄さん、最近笑ってる時辛そうだったから」
おそ松「十四松....お前」
ーーー俺なりに元気に笑ってたつもりなんだけどな...ーーー
おそ松「なんだよ、気が付いてたのかよ...」
十四松「うん、だって、おそ松兄さんの笑顔いつも見てたから気付くよ、最近の兄さんの笑顔辛そうだなぁって...」
へへへ、と笑いながら明るく優しい声色で言葉を紡いで頬を軽く掻く。
十四松「理由はね、言わなくていいよ」
ーーー大体予想付くもん、おそ松兄さんが辛い理由...。ーーー
おそ松「へへ...十四松に気付かれるなんて思わなかったな...」
十四松「ははぁ、だよね!ねぇ、兄さん」
十四松の手が伸び
おそ松の頬を優しく触れる
十四松「我慢して笑わなくていいんだよ、泣きたい時は泣いて」
優しくて温かい言葉に
胸が温かくなり我慢してた気持ちの
糸が緩んでいく
目頭が熱くなってくのが感じて視界がボヤけていく
目尻からは涙がポロっと溢れだしてきて
おそ松「ッ...、わ、るい...ごめん....ッ...兄ちゃんなのに...っ」
十四松「関係ないよ..」
泣きじゃくる俺を十四松は切な気に笑って
優しく抱きしめた。十四松の温もりに安心して俺は涙を目尻から流しながら泣いた
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