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チョロおそ・1話『言わない方が本人のため』
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カラ松と一松の様子を見に行くどころか
聞いては悪いと思ったものも最後まで聞き耳して気まずい現場を見てしまったチョロ松。
一松の後に静かに戸を音を発ってずに開け閉めしてからみんながいる部屋に戻り、3分後にはカラ松も戻ってきた。いつも通りにお昼ご飯を食べていつも通りに1日の半分が過ぎてく。
チョロ松が部屋に入ってくれば
おそ松が部屋で壁に背をつけて座りながら漫画を読んでるを見て先ほどの事を言うか言わないべきかを考える。
ーーーでも、せっかくおそ松兄さんが元気になったのに今の伝えたら傷付くよな...。言わない方が本人のためか...ーーー
口を閉ざして就職活動の雑誌を棚から取ろうとするチョロ松に気が付きおそ松は言葉を紡ぐ
おそ松「なぁ、チョロ松?あのさ、カラ松と一松のことなんだけど...」
チョロ松「別に変わった様子なかったよ。だから気にすることないよ」
おそ松「...そっか」
ホッと安心して胸を撫で下ろす。
ーーー 一松が俺とヤった事をカラ松に話したんじゃねぇのかって思ったけど言ってねぇみたいだし良かった...ーーー
そんなおそ松の様子を見てチョロ松は気まずそうに口を開く
チョロ松「ねぇ、おそ松兄さん」
おそ松「あ?」
チョロ松「...カラ松兄さんのこと好き?」
聞いちゃ悪いと思った
今の2人の関係を知ったから。だけど
おそ松は今の関係になっても辛いと言う表情より
満足気にしてる様子を見てるとカラ松の事を諦めたのかな?っと思った為、気になって内心思った事が口に出てしまう。
おそ松「カラ松の事、好きだよ」
チョロ松「え...」
予想外な答えが返ってきて驚いて声を漏らす
自分達の今の関係をバレないように
チョロ松達に気使わせないように無理して言ってるじゃないかって思った為、
おそ松の顔を見ると辛い顔で笑ってるじゃなくて
優しくハニカミながら微笑んでる、おそ松
今の関係になっても本当にカラ松の事が好きなんだと知りつつ、なら何故好きなら今の関係に満足そうにしてるだろうと思い、おそ松に対して苛立ちを覚える
チョロ松「ならさ、なんで今の関係で満足そうにしてるんだよ..!おかしいじゃん、カラ松兄さんのことが好きなら!」
おそ松「なっ、なんで...今の関係をお前が知って...」
チョロ松「うっさい!俺の質問に答えろっつってんだよ!」
怒りが頂点に上がり、おそ松が傷付くって知っておきながら抑えきれずに言葉が出る。おそ松は表情を歪めては息を呑み言葉を放つ
おそ松「っ...俺がそう辛そうにしてると、カラ松が困った顔をして気まずくされるのが....一番辛いんだよ!...辛かったに、決まってる....カラ松の前で笑えるようになるまで、時間だってかかった...っ。アイツに無視されるより、今みたく、優しく接してくれるから...好きでも、今はそれで...良いって満足しなきゃ駄目なんだよ...!!」
目頭が熱くなり瞳に涙が浮かぶ。自分で言って辛くなり涙をポロポロと流して泣くおそ松を見てチョロ松は口を閉じて怪訝そうな顔をしては唇を噛み締める
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