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日常〜3〜
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優希と私が通っている光輝高校は、優希のような財閥の子供が通う高校です。
もう、名前からして輝いてますよね…
正直私は場違いなのですが、優氏様の計らいでここに通うことができています。
クラスメイトの方々もいい人ばかりでとても楽しいです♪
あっ、噂をすれば
叶多「あ!優希くんに希ちゃん、おはよ〜♪」
碧叶多(アオイカナタ)
垂れ目が特徴のお方です。フルートが吹けるそうです。あと、猫が好きだそうです。
「お前、いつまで希にちゃんをつけんだよ」
「んん?希ちゃんは希ちゃんだよ〜♪」
「あはは…」
入学式で私を女子と間違えて以来ずっと希ちゃん呼びで、もう慣れてしまいました…
すると、1匹の猫が叶多くんに近づいて来た
「ニャ〜♪ニャ〜オ」
「んあ♪猫ちゃんだ〜可愛いな〜ニャ〜♪」
叶多くんが手を伸ばすと猫は嬉しそうに頬ずりをしていて、とても和みます
「ほら叶多、希!遅刻すっぞ!学校まで競争だ♪」
なかなか動かない叶多にしびれを切らした優希が走りだす
「あぁ〜僕、体力無いから無理だよ〜」
「ふふ、頑張りましょう叶多くん」
そう言って私も走りだす
「あ〜待ってよ〜!」
こんなに楽しい日常がこれからも続いてくれると思っていました…
いいえ、そう願っていました…
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