アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
16歳 一緒にいよう
-
「…マジ………?」
妙にスッキリした朝…いや、昼だった。
それはそうだ。
抜いてもらって、勝手に眠りこけて、おまけにこんなに寝坊したのだから。
部屋に誠実はいない。
(まさかもう…出発しちゃった!?)
慌てて服を着込んでいると扉の開く音がした。
「…せ、誠実ぃ…!!ごめ、ごめん!俺っ!!」
そのままグイッと腕を引いて誠実を部屋に引き込む。
「っ急ぐ!!急げば間に合うよねっ!?」
形振り構わずに自分で服を脱ぎ、誠実をベッドに押し倒す。
誠実のベルトを外し股間のモノに触れようとすると誠実が理久の肩を掴んだ。
「理久。」
「…っ、ごめ、もう時間ない?挿れる?」
「………そうじゃない、今日はいいから。」
「でも、だってっ、1ヶ月半会えないっ!!」
ポロポロと落ちた理久の悔し涙を舌先で舐めとる。
塩っ辛いけど、自分の為の涙だと思うと甘い気がした。
「だから、毎日一緒にいよう?」
「っ無理…誠実は実家に帰って…。」
「うん、だから一緒に俺の実家に行こう。」
「………は?」
「寂しいのは俺も一緒。だから…一緒に行こう。」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
44 / 563