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kypp【食人鬼】*2
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つわはすside
つわはす「……遅い…」
俺はそう呟いてスマホを見る。
今は10時15分…キヨくんが来ると言った時間から1時間以上は経っていた。
さすがにキヨくんだとしても、ここまで遅れるとなにかあったんじゃないか、と不安になる。
LINEを入れても既読がつかないし、電話を入れても留守番電話に飛ばされる。
つわはす「…キヨくんの家行くか…」
そう決めた俺の行動は早いもので、いつものパーカーを羽織ってスマホと財布を持って外に出た。
俺の家からキヨくんの家までは遠いから時間がかかったけど着いた。
最後にもう1度連絡を入れて、キヨくんの家のインターホンを押す。
少し待つと中からキヨくんの声が聞こえた。
なんで出てこないんだろうと思いつつも家の中に入る。
そして、目に飛び込んできた光景は部屋が血だらけでP-Pが倒れていた。
つわはす「っ!?ぴーちゃん!だいじょ…ッ!?」
駆け寄ってP-Pの体を抱き上げると頭が無く、脳みそが見えている状態だった。
俺は病院に電話をかけようとするとキヨくんにスマホを奪われた。
キヨ「どこに電話しようとしてんの?」
つわはす「…は?そんなの決まってるだろ!病院だよ!」
俺がそう言うとキヨくんは嫌そうな顔をしてこう言った。
キヨ「…あのさぁ、P-Pは俺のなんだよね?
勝手に病院なんかに電話しないでくんねぇかな?」
キヨくんにそう言われ信じたくなかったことを思い出した…
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