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欲
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カチャカチャと装置が運ばれる音が聞こえた。
ゆっくりと目を開ける。
ぼんやりとした視界と頭で
ここが実験室である事を理解する。
僕はまた死なせてもらえなかったんだ。
また実験の準備なのかな……
足は大きく開かされていて
アナルには何か細長いものが挿入されていく。
ジトッと、僕の身体は汗ばみ始めた。
スルスルと挿入されていく細長い物体は
僕の直腸の更にその先のS字結腸の入口に到達した。
S字結腸への異物挿入は痛みを伴うのを知っているから、
どうかその先へ進めないで!って
お願いした。
お願いって誰にお願いしているんだろう。
神様なんて居ないのはとっくに知っているのに。
「うっっ!」
僕の願いなど、虚しいだけ。
やっぱり神様なんていなかった。
異物はS字結腸の中に侵入してくる。
内蔵の中を虫が這うような感覚に
僕の身体はカクカクと震え出した。
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