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絶望と言う名の快楽
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「……先生?」
伸ばした指先を温かな体温がすくい上げた。
触れる指先は
その感触を覚えていて、僕は何故だか涙が溢れた。
「待っていたよアセナ……」
先生は僕の唇に唇を落とす。
その感触に開いた唇の間を割って、
先生の舌が僕を絡めとる。
何度も何度も口付けを交わし、深く絡みつく先生の舌に
僕も縋るように舌を絡めた。
「んっ……」
「どうした?アセナ」
僕が声をあげたから、先生の唇が僕の唇から離れて
その間を銀糸が繋いだ。
「なんか……ちょっと変なの」
ペニスの疼きを感じた時、
それが何だかわからなかったけど、
確かに、いつも疼いた時とは違う何かを感じた。
視線を下に落とすけど、
内診台の上で目覚めた僕の足は大きく開かされていて、
でも、身体には大きなタオルケットが掛けられているから、
その様子を目視する事ができない。
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