アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
相談①
-
ー告白された翌日ー
「ふぁ~~、おはよ~」
思わずあくびがでた。
昨日はよく眠れなかった。
「おはよ。どうしたんだ?昨日寝れなかったのか?」
「そうなんだよー」
「健登にしては珍しいなー。いつでもどこでも寝るやつなのに。」
誠は僕をからかうのが好きなんだ。
いっつもちょっかいかけてくるし!
「いつでもどこでもってなんだよーー!」
「じゃあ昨日なんかあったのか?あったんなら話してみろ。話くらいはきいてやる。」
「……へ?昨日?なにもないよ?」
急に誠がそんなことをゆってくるもんだから動揺して返事が遅れてしまった。
「……なにかあっただろ。」
「なにもないって~!ははっ!」
笑ってごまかしてみたが、
「俺には通用しないぞ。話せ。話さないんならこちょこちょするぞ。」
「え!それは無理!やめて!」
僕はこちょこちょにすごく弱いのだ。
「なら話せ。五秒だけ待ってやる。ごーお、よーん、さーん、にーーぃ、いーーー」
「だーーー!わかった!話すから!こちょこちょだけはやめて!」
「よーし、やっと話す気になったか。」
僕は誠に隠し事を隠せたためしがない。
僕は観念して昨日のことを全部話すことにしたのだった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
12 / 33