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夢翔と俺。1
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お風呂を出てから、ちゃんと言われたとおりリビングではなく寝室へと足を進める
そぉーっと扉を開けるとベッドの上で座って抱き枕みたいなシロクマのぬいぐるみを抱きしめて待っている夢翔の姿があった
なんかかわいい……
「夢翔、寝とけっていったじゃん、なんで起きてるの?」
「だって、本当に来なくてリビングに行ったらどうしようかと思って・・」
少しだけ悲しそうな表情をしてうつむく
「俺は、ちゃんと約束を守る男だよ?もぉ・・すごく眠そうな顔してるよ?ほらほら、寝た寝た」
こくりと頷く
…少しだけ、リビングで寝ようかなって考えたけど、こっちきて正解だったな
「祐樹さんも・・」
「ん、わかったから」
夢翔は自分の横にあるあいているスペースをぽんぽんとたたいた。
こっちに来いってことかな?
「ねぇ?」
俺は、夢翔の横に座って声のする方に顔を向けた
「ん?」
「明日、俺オフなんだ」
「そっか、良かったね」
単調な返事をしちゃった…
さっきから、少し夢翔がたどたどしい感じがするのは気のせいかな?
「だ、だからさ…っ!
俺と、、い、一緒に!!どっか行かない?」
「どっか?」
「うん、そう!言い換えると、デートしない?ってこと」
「へ?!」
勢いに任せて夢翔は言っちゃったらしく、ほっぺが赤く染まっている
暗い部屋でも見て分かる位だから相当赤いじゃん、絶対。。。
言い終わると夢翔は俯いた
「いいよ、俺も暇だし」
「え!いいの?!」
俺、なにやってんだかよく分からないけど、
なぜかほっとけない気がするんだ
だから、、芹澤祐樹、
出会って、2日目(?)の男、それも国民的アイドルとデートに行くことにします
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