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デート
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お互いにご飯を食べ終えて、
今は、身支度を整えてるところ
「祐樹さーーん!今日って暑い?寒い??」
寝室の方から夢翔の声が聞こえてくる
あ、ちなみに今俺はキッチンで洗い物中
「天気はいいみたいだけどね、どうだろう…」
「ねぇ、思ったんだけどさ。」
夢翔の声が耳元で…ん、耳元?!
バッと後ろを振り返ると、
上服を両手に一枚ずつ持って立っている夢翔がいた
「っ!!!」
「な、なに…そんなビックリしなくてもいいじゃん。おばけみたいな反応やめてよ」
「そんなことない、寝室にいたのにここにいたからびっくりしただけ」
「うわっ、ひっどぉーい。」
頬を膨らませながら、ジト目でみてくる夢翔
こういうところ、素でやってんのか、演技なのか…たぶんこいつのことだから素でやってるんだろうけど結構くるんだよなあ
「で、どしたの?」
「いや、どっちがいいかなと思ってさ。こっちとこっちどっちがいい?」
「うーん…ってか!そういうセンスって俺よりも夢翔の方があるんじゃないのか?」
「いや…基本的にはスタイリストさんに頼んじゃうから。俺一回番組の企画でコーディネート対決とかしたけど散々だったからね」
そう言ってコロコロと笑う夢翔
俺的には、どっちの服を着ても似合うだろうし可愛いから全然どっちでもいいんだけど
「そしたら、左手にもってるシャツかなあ」
「ありがとう!」
そう言って再び寝室へと消えて行った
今、夢翔の家はまだ契約したまま。
まあ有名な芸能人さまだし、
何かあったときに、逃げれるようにって話にしてある。何かあったときなんて考えたくないけど。
一緒に暮らしてるけど、ひとまずはってことで
スーツケースの中に必要な荷物だけこっちにもってきている
「さて、俺も準備しようか」
時計を見たら
もうすぐ9:00になろうとしている
今日はあまり人目につかなさそうな
海辺をドライブ出来たらいいななんて考えながら。
まだ夢翔には言ってないけど。
小さくDREAM⭐︎O7の曲を歌いながら、
洗面所へと向かった
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