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俺の隣 27
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「んっ、はっ、あぁっ!」
また腰の動きが再開して。
さっきよりも激しい腰の動きに大きな快感の波が押し寄せてくる。
「はげ、しっ…もっとゆ、くり…!」
柊の背中に爪をたてて、必死にしがみついて。
柊から受ける大きな快感を受け入れる。
「ごめっ、俺、余裕ないからッ…無理…かも。」
「はっ、あぁっ!も、ダメッ…!」
あまりにも大きな快感にもう堪えられなくなって。
熱を吐き出そうとしたそのとき。
「なぁ、明日どうする?」
「っ!?」
玄関の向こうから聞こえた生徒の声に体が強張る。
それでも、柊は腰の動きを止めない。
「しゅ、柊ッ!だ、め…外に人がっ!」
「いいじゃん。夕貴のかわいい声聞かせなよ。」
「な、何バカなこと言って…あぁッ!!」
いきなり、奥のいいところを突かれて。
抑えていた声が抑えられなくて、つい大きな声を出してしまった。
「なぁ、なんか聞こえなかったか?」
「っ!!」
き、聞かれた…
恥ずかしさがだんだん込み上げてきて。
それを紛らわすようにぎゅっと柊にしがみついた。
「夕貴。」
頭の上から、擦れた柊の声が聞こえて。
顔を上げると、柊の顔が目の前にあって。
静かに唇が重なった。
「んっ!?」
それと同時に、また腰が動き始める。
奥のいいところを重点的に突かれて。
声を出さずにはいられない。
なのに…
「んっ、ふぁ…はっ、んんっ!!」
柊のキスで声が上手く出せない。
「やっ、んんっ、はぁッ…」
「何も聞こえねーじゃん。」
「あれ?さっきは聞こえたんだけどなー。」
「空耳じゃねーの?」
「かもな。あ、それでさー…」
どんどん遠ざかっていく生徒たちの話し声にホッと胸を撫で下ろす。
すると、柊の唇も離れて。
舌なめずりをする柊の姿がとてもいやらしかった。
「行ったみたいだな。」
「え?」
「外にいた奴だよ。夕貴、気にしてたみたいだから。」
「あ…」
だから、キスしながら…
俺が声出さないように…
「そんなことするなら、最初からやらなければいいじゃん…」
「見せ付けたかったんだよ。夕貴は俺のものだってこと。」
「っ…ばか…」
見せつけなくても、俺はおまえのものだよ、なんて。
照れくさくて言えなかった。
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