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帰宅道も同じ方向なのでさらにまた話した。
「夏樹。今日はありがとな。楽しかった。」
「俺も!また遊ぼうよ。」
「ああ、そうだな。俺昔からなぜかみんなから避けられるんだよな。色々努力したけどダメだった。だからすぐこんな仲良くなれたやつ今までいない。だから俺は夏樹が大事。だからさ夏樹を小さい頃助けたヒーローじゃないからさ代わりにおれが夏樹を守りたい。いい?」
「うん!ありがとう!」
別に守られたいわけじゃないけど、村井君が真剣な顔をしていたから。けど村井君少し鈍いところあるしな〜。もしかして金髪のせいでヤンキーって思われちゃってるのに気付いてなかったりして・・俺はもうこの金髪を含め村井君のこと、好きだしいいんだけど他はどうだろうか。聞いてみようかな
「村井君ってなんで金髪なの?」
「ああこれ?ばあちゃんがイギリス人でさ、なぜか母さんとばして俺に遺伝した。」
地毛?!染めたとばっかり思ってた。
「そうなの?」
「うん俺はなんかキラキラしてて気に入ってる」
そう。村井君はキラキラしている。髪も俺に見せてくれる笑顔も。
「俺は村井君にその髪似合ってると思うよ」
「マジで?!よっしゃーめっちゃ嬉しい!」
満面の笑みで俺に抱きついてくる。最初ギュッとされた時ドキッとしたこともないけど、どんどん力が加わってくる。
「村井君痛いよ。もう少し力を・・・」
「だって嬉しくって!」
「痛い痛い!ギブギブ!」
「わかったごめん。はじめて言われたから興奮しちゃって。」
そういいながらスッと俺にかけている力も弱めていった。だけど俺を抱きしめる手は外れなかった。気分でも悪くなったのか心配になったので、聞いてみる。
「村井・・・・君?どうしたの?大丈夫?」
「あ、うんごめん」
少し慌てたよう俺を放す。そして
「夏樹。時間。大丈夫?」
「うわあ?!ヤバい走って帰るね!ごめん」
「いいよ。頑張れな。また明日」
「うん!ありがとう!また明日!」
そのようにきてその日は、別れた
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