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転校生はとてもうざい④
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Ver… ???(転校生)
「うわあ!!すっごい大きい高校だな!!まさに俺に相応しい所だぞ!!!」
見上げるとそこには高い高い門。
周りは鬱蒼とした森に囲まれ完全に社会から孤立した学校、羽笠(ハリュウ)高校。
ホモやバイが多いお金持ち高校だが、イケメンが多い、特に生徒会の奴らは誰もが惚れるほどのイケメンだとか……
(まさに、俺の為にあるような学校だよな!!!)
生徒会のやつらも今か今かと俺の到着を待っているに違いない!!!なんたって俺は皆のアイドルだからな!!!
俺はこの可愛すぎる見た目から惚れない奴なんか居なかった。
全員俺がにこにこ笑えばうっとりと甘やかしてくれる。この世界は俺の為にあるといっても過言じゃないんだぜ!!!
みんな俺の恋人になりたいと思うけど、俺はイケメンしか好きにならないんだ!!だからごめんな!!
「なんでこの門閉まってるんだよ!!」
巨大な門は立派に佇み、門は閉まっていた。
(生徒会のやつらが俺のこと待ってるのに!!!)
しょうがないなあ。飛び越えるか!!!
こんな門、俺にかかれば楽勝なんだぜ!!!どうだ、俺すごいだろ!?!?
って……呑気にしてられない!早く会いに行ってやらないと!!!
タッタッタッ、トンッ
軽く助走をつけて、俺は軽々と門を飛び越えた
(よし!!これで行けるな!!待ってろ生徒会!!すぐに俺にメロメロにさせてやる!!)
走って会いに行こうとしたところ、後ろから声をかけられた
「貴方が転校生の 桜葉 耀(さくらば よう)君ですか?」
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