アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
大人編スタート
-
「では、この企画でお願いします。
期待してますよ」
「ハイ。こちらこそわざわざ
お時間を割いて頂き有難うございました」
散々、アレコレと注文を付けられ
やっと完成したと思ったら、
やっぱり最初の案に戻して欲しいと
言われて相手の会社までその書類を
届けて漸く了承にこぎつけた。
いつものことだけど、この会社は
絶対ギリギリまで企変を粘る割には
必ず最初が良かったと言うんだよね。
まぁ、流石にもう慣れたけど。
腕時計で時間を確かめて
自社にこのまま直帰で良いか確認を取り
OKが出た所でネクタイを緩める。
(喉渇いたな)
駅を出て暫く歩くとふと
少し先に喫茶店が目に入った。
(あそこで休んでいくか)
戻る前にちょとコーヒーでもと
その店に入ることにした。
「アレ?桐江じゃね?」
「え?」
「わーやっぱりそうか!?
メチャクチャ久しぶりじゃん!桐江」
偶然、店で遭遇した石川は
屈託なく笑って僕の席に移動してきた。
「本当久しぶりだね」
高校卒業して振りだから
一体何年経ってるんだろう?
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
1 / 188