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ビジネスルール
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どうもこの会社は
公表していない部分が多すぎるし、
他との競争との為の確信的隠ぴなのか
どうかは知らないが、行動がやけに
謎過ぎる。
僕が口に出さないまでも
多分そんな表情をしていたのだろう。
ベレスフォード氏は気を悪くした表情はせず
「申し訳ありません。
きっと同じ国の人同士の方が話易いとは
思いましたが、
何分彼はまだ学生なので学業優先で
平日こういった場所には来れないので」
ああ、そうだった。
ここの企業は学生が殆どだといってたし
そういう理由なら分からなくもない。
まぁ、多分それだけが
理由ではないだろうなと
察しても不用意な発言はしない
それがビジネスルールだ。
正直、話題の外国企業の中に日本人で
しかも学生が混じってるなんて
かなり興味はある。
「そんなんですね。
それは是非会ってみたいです。
ではこちらもスタッフを連れて
どこかで食事でも……」
「いえ、それには及びません。
お話は二日後、予定通り我々がそちらに
赴くという事で接待等のお気遣いは無用です」
「しかし……」
「これはあくまでこれまで一緒に
商談なさって来た貴方へお礼を
兼ねてというボスの意向なので」
「はぁ」
か、変わってる……
特別何かしたわけじゃないのに
一介の営業マン相手にそこまで
するなんて……フツーないから、マジで。
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