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手のひらを滑らせると薄い腹が波打ち、ミルクティー色の睫毛が震える。昨晩、風太がされたように胸へ口を寄せて舌を出すと小さな粒を舐める。そのまま押し、舌先で刺激しながら太腿を撫でた。ハーフパンツの裾から手を入れ、下着へ触れる。
「っん、」
壮琉がピクンと体を揺らす。風太の背中に回っていた手が、ウエストまで移動して中に進入した。同じように下着に触れてくる。
「風太ぁ、」
「は…ぁ、壮琉。」
もう既に反応している下半身は華奢な手に直に触られる事を望み、きゅんと下着を押し上げ大きさが増す。
昨晩とは違い明るい室内、組み敷いた相手が同性だとはっきり見えても気持ちは萎えない。寧ろ、壮琉の感じてる顔がしっかり見えて余計に高ぶる。気持ちのままに、下着を押し上げてるものに触れる。ハーフパンツのせいで、あまり手が動かせず生地越しにそろそろと撫でた。
「ん、んん、もっと、」
直に触られたいと焦れた壮琉の腰が揺れる。風太はハーフパンツから手を抜くと少し反った腰へ片腕を回して引き寄せ、浮いた隙間からスルリとハーフパンツと下着を剥ぎ取った。その拍子に、壮琉の手が風太のハーフパンツから出て行く。めくれ上がるTシャツ一枚になった壮琉は、軽く膝を曲げた無防備なポーズのまま、濡れた目をして風太を見る。
「触ってぇ、」
甘い声に操られるように、淡い下生えに触れて根元から包む。壮琉の体毛は全てミルクティー色で、一緒に風呂に入った時に初めて目にした時は驚いたが、ヒモをする男はこんな所の手入れもマメなんだと納得した。括れを親指の腹で撫でると切なく眉根を寄せ、薄く色付く艶やかな唇から吐息が漏れる。
「はぁ…っ、ぁ…、」
もっと感じてる顔が見たくて、目の前にある小さく尖ってきたものを吸い上げる。
「あん、」
ぎゅ、と強く目を瞑り仰け反る。ぐちゅ、と溢れる液が風太の指を濡らす。滑りが良くなり、手のひらをじゅ、じゅ、じゅ、と上下させると膝と膝を合わせて股を閉じ快感に耐えて震える。
「や、…いや風太、」
「何で?…気持ち良さそうに見えるけど、」
「も、だめぇ…出る、」
「出しちゃえよ、」
ぶんぶん頭を振り、まだ追い詰めようとする風太の手を両手で抑える。
「風ぅ太の…も、触って…から。」
ああ成る程、と風太がやっと手を放す。本人が望んだことだが、ぱつぱつに反り返ったまま放置されたものは赤く怒張している。壮琉が緩慢に見える動作で肘をついて半身を起こす。
「大丈夫か?やっぱり一回出す方がっ、おわっ!」
意外なしなやかさと素早さ。一瞬にして二人の体の位置が変わり、上から風太を見下ろしている。少し尖った薄い唇が弧を描き、ちろりと舌を出して上唇をひと舐めした。そして、そそり立つ、顔に似合わず立派な下半身。
「っ、」
半眼の瞳が薄く光る。下から見上げれば、まるで獲物を狙う表情に見えて、何故かぞくりとする。
「ああ、風太は…すごく良い匂い。」
鼻先を風太の首へ突っ込み、くんくんと耳の後ろを嗅ぎ、べろりと舐める。ぢゅう、と耳朶を吸い上げて耳の形を確かめるように舌を這わせてくる。
「ちょ、待て…っん、」
舌が耳の穴を濡らす音。ハーフパンツが膝までずらされて下着の上から握られる。
「濡れてる。」
耳元へ囁く声。かあっ、と風太の体の熱が一気に上昇する。シミの出来たトランクスに包まれた下半身は更に硬度を増した。
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