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疲れた日にはホットココアを。3
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「なんでそんな格好でこっち見てるの??」
俺を見て首を傾げる翔さん。
「え、あ、その」
そりゃ、そうだ。
上の寝巻きも着替えたと言っても羽織っただけで、ボタンは殆ど閉めていない。
下はパンツ一丁で。
床に座り込んでる。
ん?
うわぁっ!
座り方も、正座を崩したようなペタンとした座り方で……。
「んー、あのー、僕のこと誘ってる??」
「いや、誘ってないです!!」
迷わず即答。
「嘘だって。ズボン、洗っといたよ。今朝汚れちゃったかなぁって思ったから」
そう言って綺麗に洗濯して畳まれたズボンを手渡した。
「あ、ありがとうござきます!」
翔さんからズボンを受け取る。
「これから汚したら、自分で洗ってね」
「はい………」
恥ずかしすぎる。
「結構汚れてたよ」
翔さんはにやっと笑った。
あーあ、また借りができてしまった。
「ボタン閉めて欲しかったら僕が閉めてあげるけど?」
そう言って翔さんは、俺の寝巻きへと手を伸ばしてきた。
「だ、大丈夫です!!」
俺は急いで、寝巻きの上のボタンを閉めた。
もちろん、ズボンの中に寝巻きの上はインをして。
しっかり自分を守らなくては。
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