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え、えーっと?:犬
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俺に声をかけてきたのは、黒髪を内巻きにした『見た感じ』大人しそうな女性だった。
え、なんでそんなところに『』がって?それは...
「それ、プリティ戦士まみのプリシトラスの初期戦闘服ですよね!
見た感じ売ってるような安っぽい生地じゃないし、フリルの量とか原作よりちょっと盛って作られてる感じするし、そもそも男性サイズ売ってないし、絶対手作りですよね、ですよね?!それにこのパフスリーブもシワの一本一本まで陰影の入りがあるように大きめの隆起で作られてて…作者さんはどちらに!?よければ立ち姿と洋服の写真撮らせてもらっていいですか?!追加で料金払うので!」
行動と早口が怖い!
これ一息だから。
『払うので!』で息吸って今も話してるから!
ギャザーの入れ方がどうのだとか、布の種類がどうとか!
オレにどうしろと?!
ねぇ!誰か、助けて!?
ちなみに今日は緑。かぼちゃパンツ、緑のショートヘア、白ニーハイになんっつってたっけ、りぼんくろすしゅぅず?です...。
おい、作者最近俺の腹黒設定無視しすぎだろ!ねぇ!初期設定こんなじゃなかったでしょ?!オタ女子怖い!怖いから!早く何とかしてッッ!!!!
......コホン
今日は、やたらとこういうの女子、ご婦人が多い。それと同時に...
「おい!この茶ァあちぃんだけど!」
「舌やけどしたじゃねえか病院代払えコラァ?!」
「すみません!すぐ氷お持ちします!」
何故か不良も多い。
「佐川さん大丈夫?」
接客に当たってた女子はもう涙目だ。
すると大井田が後ろからこそっとメモを渡してきた。
『不良っぽいのの接客は基本的にお前と黒井で。』
さらっとメモに目を通して頷き、ネコちゃんに近寄って
「コレ」
さっとシルバープレートに滑らせる。
「ん。」
さっきから不機嫌だったっぽい黒井がメモを見てさらに目を細める。なんかすごい怒ってる。
どしたの?と声をかける日まもなく次から次へと客が流れてくる。ちょっと雲行きが怪しいな...
【佐川が登場人物に追加されました。】
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