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隠し事
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ご飯の時間になると秦様が手招きしてきた
「.......?」
近づくと、腕を引っ張られ膝の上に乗せられた
「うわっ.....びっくりした....」
「全然触れられなかったからな、しばらくはこうしてもらうぞ」
「え...!?あの....重いですよ…?」
「重くない。むしろ、もう少し太ってはどうだ?」
「....頑張ってみます....」
なんで俺頑張るんだろ.....
他愛もない会話をしてると
右京様と楓様も集まった
「秦。抜けがけは許さないぞ」
「何を言ってる。楓は、抱きしめていただろ」
「あれは、止めるためだ。」
「全く、言い争いはそこまでにしなさい。先に食事をしましょう。それに優は今日はもうお疲れでしょう?」
「「そうだな....」」
3人を見ていると微笑ましくなる。
「ふふふっ....」
俺が笑うのを見ると、3人は驚いていた
俺は頭の上に???が浮かんだ
「....優、お前の笑顔は可愛いな」
秦様が微笑んでいた
「....え?」
「初めて、心からの笑顔を見せてくれましたね。優」
.....そうだったっけ...?
「...そうでしたか...?」
「...確かに、泣くことはあっても、笑うことはなかったね」
そっか.....笑うことすらできない子だったのか....
「....良かったです.....笑うことが出来て、本当に感謝してます」
「大袈裟ですよ。私達のほうこそ感謝しますよ」
「早く食べないと冷めてしまいますね。食べましょう」
「はいっ」
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