アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
77
-
「あ”ー・・・助かった。
お前らが俺を見つけられなかったら外出禁止にされてたぜ。」
肩に力が入っていたのか会長はふぅーといいながら座り込んだ。
「サボる方が悪いと思うのだが反省のひとつもないんだな。」
「仕方ねぇだろそういう性格なんだよ。やるときゃやるけど
それ以外は温存してる。」
「あの、会長は何故サボるんですか?」
間抜けな質問だけど本当になんでサボるんだ。
それにサボるならなんで生徒会長になったんだ。
変なの~
「俺は会長になりたくてなったわけじゃねえんだ。
この学園にはランキングがあってな・・・」
言いにくそうに目を逸らした会長に変わり
林堂先輩が説明してくれた。
俺、知ってるそのランキング。知ってるぞ。
「この学園には、行事で活躍した一年生を
生徒会が引き抜いて全校生徒がその引き抜かれた者に投票して
次期生徒会を決めるんだが、そのランキングが
抱きたい抱かれたいランキングといってだな。」
知っているとも!王道の王道!!
抱きたい、抱かれたいランキングッッ!
「本当は、この制度を知っているのは二年三年の者だけだ。」
「えっ、それを僕に話してしまってもいいんですか?」
じゃないと俺、余裕で手抜いちゃうよ?
「ああ、構わない。新入生代表は問答無用で生徒会行きだからな。」
・・・・・・・・・・・はぁ?!?!?!?
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
80 / 106