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にしても、何だったんだろうなぁ。
あまり気にしない方がよさそうだけど...。
「ここか...」
部屋番号は243
...そんまんま伏見じゃねぇか。
ホテルと一緒、というかホテルだ。
エントランスといえなんといえ...ホテルだ。
寮といえば少し古びたアパート的なイメージだが
やっぱ王道は違うよね。うまうま。
王道くんはどーなったんだろ。
まぁもう気にする必要はないからなぁ。
扉にはネームプレートが付けられていて
名前は「紅羽(アカバネ)」と「伏見」
紅羽って名前カッコイイな厨二病ぽい...。
どんな人なんだろ。
俺はカードを取り出しスキャンした。
するとロックが開く音がしたので
扉を開けた。
両手を広げても届かないくらいの幅の廊下
自分の身長より大きい鏡
右手には扉、音がするから紅羽って人が
もしかしたら入っているかもしれない。
お風呂場だと思う。
廊下の先は広いリビングで黒く大きなソファが置いてあり
大きくて薄いテレビがドンッとあって存在感がある。
「・・・っこれは...」
ふと目に付いた壁に飾られてある絵に俺は見覚えしかなかった。
これ俺が描いた絵じゃねぇか
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